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とりあえず前書き

数学を専門として学生(院生)やってきた中でいろいろあってソフトウェア業界に就職することになりました。名刺の上ではソフトウェアやさんになって、でもやはり自分は≪数学やさん≫だと思ってます。

専門家として、数学の問題を考え問題を解くことを仕事(あるいは生活)の中核とするわけではなく、やはりあくまで本業はソフトウェアやさん。ソフトを作るなり評価するなり売るなりするのが核です。それを否定して、あるいは切り離して数学をやりたいわけではなくて、せっかくそういう生き方の選択をしたわけだから両方を生かすことを考えようと思ったわけです。

数学で生きている人、数学を学んでいる人に囲まれて生活していた頃と違って、世の中は厳しいです。

「数学」と言葉を発した時点で一歩引かれる寂しさが。

でも「数学」って必要でしょ?

だけど嫌い、苦手、よく分からない、という声が多すぎるように感じます。ひしひしと。

これまでは自分の数学的能力を生かすことを中心に考えてきましたが、それ以前にまず社会の中での数学ってのは結局何者なのかをみんなに分かってもらうことが必要だと思うようになってきました。

技術的なものでいえば日本の数学教育は大したもんです。数学の論文を読めといえばいささか足りなくても、生活や仕事に生かすには申し分ないくらいの知識はいつの間にか持たされているはず。「ああ、数学ってそういうもんなんだな」「なんだ、そう考えればいいのか」と思ってもらえるよう、いろいろ書いていこうと思います。

Think mathematically; then you may find some new aspects our world.